『風とガレ』という名前の由来!2017年10月27日

長い雨が続いていましたが、ようやくスッキリとした晴れの日になりましたね。
しかし、また台風が週末に接近という予報ですね。

 

さて、今回は『風とガレ』という名前の由来について、書きたいと思います。
直接お会いして名刺などをお渡しした方とは、話の中で話題になることがありますが、
インターネットからアクセスした方は『風とガレ』という名前に
「ガレ??何?」となるのではないでしょうか。

 

こいけやクリエイトさんのデザインによる名刺

 

写真の名刺は、高校の同級生が代表を務める こいけやクリエイトにデザインをしてもらいました。
かわいいロゴを考えていただき、気に入っています。

 

設計事務所を開設するにあたり、民家再生・リノベーションが専門なので、
地元になじみのある言葉を入れようと考えたのです。
それが三河弁です。三河弁にはどんな言葉あるのかを調べました。
その中に『がれ:家』を見つけたので、「これにしよう‼」となった訳です。
しかしこの「がれ」は今ではほとんど使われていない三河弁のようです。
知っている人はほとんどおらず、知っていても使っている人はいませんでした。

 

そして『風』ですが、結婚指輪をジュエリー工房シトロエンさんで作製して頂いたときに、
指輪を造るテーマを決めようと言われ、
「吉谷さんは建築の設計を仕事されているようですが、建物を設計する時に何を大切にしていますか?」と聞かれました。
その時に「風が通ることを大切にしています。風が通る設計は実は難しいのです。」
と答えたことから、結婚指輪は「風」がテーマのデザインになりました。
「風」はそんな想いもあって名前に入れました。

 

民家再生・リノベーションを専門とした一級建築士事務所 風とガレ となりました。
もちろん、新築の設計もやっています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。


新三河タイムス!!!2017年10月17日

10月12日(木)に発行された『新三河タイムス』に
風とガレが紹介されました。

僕が日本建築を保存・再生する設計を目指したのは、
ヨーロッパの昔ながらの街並みに魅了されたのが原点です。
建物の再生はただ昔の造りを残すのではなく、現代の技術を取り込んで使いやすく快適な建物にすること。
自然に溶け込む様に造られている日本建築を保存して、その魅力を多くの人に知ってもらいたいです。

 

風とガレは、豊田市が主催する『とよたまちさとミライ塾』
【日本建築のおもしろポイントを見つけよう!】というタイトルで
足助町の街並みを散策するプログラムを開催しています。
足助町は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
名前だけを聞くと「立派な文化財なんだろうけど、何だか難しそう!」と
思ってしまうかもしれません。確かに選定されるには、学識的な部分も必要ですが、
街並みを見て歩くには、色々と楽しめる面白いポイントがたくさんあります。
そんなポイントを知っていると、今お住いの近所の家を見て歩いても楽しめます。
旅行先でもその地方の特徴などがあり、三河地方との違いに気付くようになります。
そうなると何だか外を歩くのが楽しくなるような気がしませんか。
まだプログラムの日程は、21日(土)、28日(土)と開催しています。
ぜひぜひ、ご参加ください。お待ちしています。