建具の職人技発見!!2022年02月25日

先日、リノベーション現場に

現況調査で行ってきました。

建設当初、建主さんのこだわりが

入っており、ワクワクしました

特に和室には力が入っていました。

その一つに、障子の組子です。

この写真を見て何か気が付きませんか?

縦の組子と横の組子の交差する部分が

上下左右互い違いになっていますよね。

これを『ねじぐみ』と呼びます。

これは竹籠を組む方法です。

格子や組子は竹の様に曲がらないので、

普通にやっては当然組むことはできません。

そこで知恵を絞り、考案された技術です。

現代では効率性を優先されて、

この技術はほとんど使われていません。

この技術を久しぶりに見ることができ、

ぜひ、リノベーション工事で

再用したい建具です。