48年ぶりに内部公開している太陽の塔に行ってきました。2018年11月07日

みなさん、この写真が何かご存知ですか?

大阪府吹田市にある太陽の塔です。
1970年アジア初の万博博覧会が
開催された時に、前衛芸術家・岡本太郎
プロデュースしたテーマ館です。
当時の様子の写真がパンフレットに
掲載されていました。

 

この塔が一体何を表しているのかは、
岡本太郎本人が何も語っていないため、
分かっていません。
しかし、特徴的な3つの顔については、
はっきりしているそうです。

まずこちら2つの顔です。
頂部の黄金色部分は、未来
腹部は、現在
そして、もう一つは背面にあります。

 

こちらの背面にある黒色部は、過去
岡本太郎が『いつでも人類の過去、現在、未来が
一体になって輪廻している』
と考えていたからだそうです。

 

2016年から始まった耐震改修・内部再生工事が
無事に完了して、48年ぶりに内部公開となりました。
内部は写真撮影禁止のため、
パンフレットに掲載されている写真がこちら。

『生命の樹』を中心に33種類の生き物たち
階段で少しずつ上へ上がって行きながら、鑑賞します。
何とも不思議な作品が詰まっており、
観ていてとてもワクワクしました。
平面的でなく、立体的に鑑賞できるところも
他にない鑑賞の仕方でした。

 

*『太陽の塔ガイド』から一部
引用している部分があります。