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昔の日本建築の壁は土壁だったことを知っている人はいると思います。
では、その土壁はどうして崩れずに壁として自立していたかと言うと、
上の写真のように割った竹を編んで土壁の骨組みとしていました。
これを「竹木舞下地」と呼びます。
この竹木舞の中に約450~600mm 間隔で丸竹を柱や梁に小穴突き止めてズレないようにします。


柱にあらかじめ小穴を彫っておき、下の写真のように丸竹の間渡し竹を突き留めます。

もちろん、それだけではなく、前々回に紹介した貫にも割り竹を留めます。
この竹木舞下地に土を塗り付けることで、土が壁として自立します。
次回は荒壁を紹介しますね。
お楽しみに!!