WE LOVE とよたフェスタで豊田市の魅力ある建築技術を紹介しました。2019年03月20日

先週末の3月17日にスカイホール豊田で
開催された『WE LOVE とよたフェスタ』に
パネル出展しました。
『WE LOVE とよたフェスタ』は、
世界一ワクワクするふるさとを目指すことが
開催目的なので、豊田市にある魅力的な
建築技術をパネル展で紹介しました。

今回僕もパネルを作成するにあたり、
豊田市にこれほどの伝統技術を駆使した日本建築が
残っていることに驚きました。
ひとつは、豊田市足助地区にある漆喰彫刻。
もうひとつは、豊田市小原地区にある川見薬師寺の透き彫蝦虹梁。
どちらも細部まで手が掛けられており、
実物を観ると誰もがその完成度に感心すると思います。
もっともっと日本建築の魅力をたくさんの人に
知ってもらいたいです。
それぞれの紹介はまたブログで紹介させていただきます。

たくさんの来場者で会場は賑わっていました。
おかげさまで、たくさんの方に知ってもらえる機会となったと思います。
そんな視点から見ると、とても有意義なイベントだと思います。
もちろん、私のパネル展示だけでなく他の出展者さんも
それぞれの活動を知ってもらえたのではないでしょうか。

イベント後半には豊田市長も会場にご来場されました。
私のパネル展示もご覧になってもらい、
豊田市にある伝統技術の紹介をさせてもらいました。
ちょっとドキドキ!!
これからも日本建築の魅力を多くの方に
知ってもらえる活動をしていきますね。


豊田市の市街地景観ワークショップに参加してきました。2019年03月11日

先日豊田市都市整備課の主催する
『中心市街地景観ワークショップ』に参加してきました。
風とガレは民家再生・リノベーションが専門の設計事務所です。
『民家再生』というと昔ながらの古民家を
イメージすると思いますが、昭和後半の建物でも
民家再生としてリノベーションをしてます。
実は中心市街地でも昔ながらの街並みが残っているんです。

 

今回のワークショップでは、
4~5人のグループディスカッション形式でした。
僕のグループには、学生さんや豊田市中心市街地で
生れ育って今も暮らしている方や仕事で豊田市に
通勤されている方と一緒でした。
そんな方達と豊田市の気にっている景観や
もっと良くなるのにもったいないエリアなど
たくさんの意見を聞くことができました。
グループの全員が気に入っている景観エリアが
豊田市美術館名鉄豊田市駅から観える東側の景観でした。
そして、もう一つみなさん共通の意見として、『緑が少ない』
特に夏の厳しい日差しを遮ってくれるような緑がないということでした。
視覚的に緑や木陰がないのは気分が違ってきますね。
実は東京というと大都会ですが、意外と緑が沢山あるんです。
そして、街づくりでは豊田市の特徴・魅力を見つけて、
それを盛り込んでいく必要があることも話として出ました。

豊田市に住んでいながら、知らない景観も
知ることができたとても良いワークショップでした。


豊田市足助地区にある重要文化財・旧鈴木家住宅が一般公開!2019年03月07日

少し前になるのですが、
豊田市足助地区にある重要文化財・旧鈴木家住宅
保存修理工事途中を見学できる一般公開がありました。
普段では見ることのできない日本建築の裏側が
見学できるイベントです。
工事途中なので完成してからでは隠れてしまう部分が
見学できることも嬉しいのですが、
工事途中ですと仮設足場があるため
屋根など高い所も見学できるのも楽しみのひとつですよね。

 

今回の一般公開では屋根裏を見学できました。

見えないところでもしっかりした材料を使って
丁寧な仕事がしてあります。
なぜかと言うと、使ってある木材の変形や捻じれが
大きくないことと伝統工法による梁組部分のすき間が少ないこと。
そして、屋根裏で見えない束(梁の上にある短い柱のよう部材)も
角材に製材されているからです。
そして、百何十年前の大工さんが手掛けた仕事が
今もなお当時と変わらず残っている技術には脱帽です。

 

実はこの旧鈴木家住宅にもおもしろポイントがありましたよ。
妻壁によく見ると……。

何か着いている!!
工事担当者さんの話だと初めは地棟飾り
思っていたそうですが、屋根を解体してみると
地棟と関係ない高さに取付けられていることが判明。
よくよく見ると鳥の巣箱だったそうです。
こんな所に鳥の巣箱を取付けるなんて
家主さんの粋な計らいですネ。