今日は、自分のことを書いてみることにしました。
以前子育てサークルで、家づくりセミナーの
講師をしたことをブログで書きました。
『家づくりの時に何に気を付けたらよいのか?を講座で解説してきました。』
しか~し、ブログのタイトルにありますように
人前で話をしたり、意見を言うことが
学生時代までは苦手でした。
苦手というより嫌でした。
周りの人からどう見られるのかが
気になって仕方がなかったのです。
そんな私に訪れた転機は、大学を休学して
バックパッカーをしながら、建築を巡る旅をした時です。
始め4ヶ月はシカゴ近郊の街(OarkPark)で
ホームステイしていました。
そこでは、自分の意見をハッキリ言えることが
とても重要でした。
つまり、周りの人がどうなのかは重要ではなく、
自分はどうなのかと言うことでした。
自分が考えて正しいと思うことを言えば良かったのです。
それから、自分で一生懸命考えて良いと思ったことを
自分の意見として持つことができるようになりました。
そんなことがあるからなのか、先日エニアグラムという
性格分類で自己探求ワークショップで出た私のタイプは、
『知識を得て観察する人、知識を得る人』でした。
→ 物事をじっくりと考え、データを集め、慎重に行動します。
だそうです。あ、あ、当たってる。
恐らく自分で一生懸命に考えて意見を持つために、
いつの間にかそうなったのかもしれませんね。
仕事も家づくりの知識やデータをたくさん得て、
じっくり考えて設計しています。
これから家づくりを考えている方は、
気軽にお問い合わせください。
先日現在工事が進んでいる現場の工事監理に
行った時に基礎の墨付けが終わった所でした。
外国人が絶賛したのは、
上の写真にある縦と横の黒い線のことです。
パッと見ただけではこの線のどこが
絶賛されるか分からないですよね。
こういった工事現場は
世界どこに行ってもあるのですが、
実は一瞬にして数メートルの長さに
直線ラインを引けるこの技術を
見た外国人は絶賛したんです。
やはり、数メートルの長さをズレることなく
真っ直ぐなラインを引くのは難しいこと。
では、どの様にして一瞬で真っ直ぐなラインを
一瞬にして引いたのかというと
直線を引きたい2つのポイントに
墨を付けた糸の両端を留めて、
パシッとその糸を弾くだけ。
弾くとそこに墨が付くことで
直線が現れるのです。
この技術は随分昔から日本では使われているのです。
現代技術が進んだ現代でも
まだまだ残っているこの技術!!
日本人の知恵の凄さを感じずにはいられないです。
本当に凄いな~。
前回のブログで、熱い想いを伝える事が
ブログでは重要である事を学びました。
そして、そのブログ道場のワークショップで
『なぜその仕事をするのですか?』という
問いかけがありました。
今日はその問いかけに熱い想いがあるので、
それを書きます。
プロフィールの略歴にあるように
実は機械工学科を卒業してから
建築科に編入学しているのです。
そのきっかけは、機械工学科の授業で
クレーンの渡し橋の構造計算をする授業があり、
その授業で橋の設計がとても楽しく魅力なものに感じて
『将来、橋の設計がしたい!!』と夢を見つけました。
そして、世界のいろいろな橋を見るようになりました。
その中でスペインの建築家:サンティアゴ・カラトラヴァの
アラミジョ橋に衝撃を受けました。
そして、建築学科の授業でもたくさんの建築作品を
紹介されるので、一度この目で見てみたいとおもい、
大学を1年休学して、アメリカ東海岸・西ヨーロッパを
バックパッカーをしながら、建築を巡る旅をしました。
アメリカ東海岸と西ヨーロッパを旅をする中で、
ヨーロッパでは目的の建築物を見に行く道中、
その街並みがとてもワクワクする街並みだったのです。
なぜこんなにワクワクするのかを考えた時、
その土地の歴史を感じるような雰囲気が
ノスタルジックな雰囲気が
そうさせているのではないかと考えたのです。
日本ではどうかと振り返った時に
スクラップ&ビルドと言われる言葉があるように
古いものは解体して、新しく建てることがほとんどでした。
日本もヨーロッパに負けない長い歴史があるのだから、
ヨーロッパと同じように
ワクワクする街並み・建築物を設計したい
と思うようになり、橋の設計から
再生・リノベーションの設計が夢に変わりました。
大学卒業後は奈良の藤岡建築研究室で
民家再生・日本建築の設計・監理を学びました。
(写真は藤岡建築研究室所属の担当物件です。)
日本建築には、たくさんの日本人の知恵や
文化が込められています。
民家再生・リノベーションをすることで
少しでも多くの人に日本建築の魅力や
楽しさを知ってもらいたい。
と思ってこの仕事を選びました。
建築の設計・監理をしながら、
身近にある日本建築の魅力を
ブログで紹介したり、
イベントでパネル展示したりしていますので、
ぜひご覧ください。
一番最近、投稿した記事はこちらです。
『土蔵の花形は漆喰彫刻!豊田市足助地区の漆喰彫刻は凄い!』
今日は、岡崎ビジネスサポートセンターで
開催された『オカビズブログ道場』に参加して
ブログのノウハウを学ぶ……のだと思ていましたが、
予想に反して、情熱系ブログ道場でした!!
当初参加する前は、ブログを事業のアイテムとして
活用するためのテクニックを
勉強するのだと思っていました。
ところが、実際に参加して話を聞いてみると
『そうじゃない!自分たちの中にある情熱をぶつけんるんだ!』
といった理論的な事じゃなく、
なぜその事業を自分がやっているのか。
どんな想いで自分の事業をやっているのか。
それをブログという媒体を使って
みんなに知ってもらうことなんです。
最初から自分のイメージしていたブログ道場と違ったため、
オタオタしている時に自己紹介することになり、
トンチンカンな紹介をして、余計に焦ってしまいましたが、
ワークショップなどをやりながら、話を聞いていると
なかなか的を射ていることに気が付く。
今までブログは、読みやすく、分かりやすく、
読者に情報を提供するものだと思っていましたが、
そうじゃない!!自分の熱い想いを知ってもらうものだ!!
ということを学んだ。
これからは、僕のいろいろな事への熱い想いを
つづっていこうと思います。
時には、荒々しい文章になる時もあるかもしれませんが、
ぜひ読んでください。お楽しみ!!
ゼミ終了後に講師のミズノ先生と情熱宣言!!
イマイチ伝わりにくいですが……。
帰りの車の中でフツフツと
湧き上がってくるモノがありました。
この熱い気持ちを大切に頑張ります。
案外とこういう情熱系好きなんです。
先日のブログでも書かせてもらいましたが、
『WE LOVE とよたフェスタ』で
豊田市の日本建築における伝統技術の紹介をしました。
その紹介方法の一つにドローンで撮影した映像を
放映して来場者の方に見てもらいました。
ドローン撮影をやってみての感想は、
自分が浮遊体験したような不思議な感じがしました。
普段では体感することのない視界が広がっています。
しかも、それが自分の立っている目の前の景色を
ちょっと高い所からの視点で見ているのです。
書いてあることを読むと当たり前なのですが、
それがイメージでなく実際の映像として見えるのです。
余りにも楽しすぎて、被写体の透き彫り蝦虹梁まで
辿り着くまでに時間がかかってしまいました。
ドローン撮影では、カメラと違って高い所でも間近で撮影できることと
全体を俯瞰した写真が撮影できることです。
また、真上から見下ろした写真なんかもドローン撮影ならではですよね。
ぜひご覧ください。
先日、『WE LOVE とよたフェスタ』で
パネル展示した豊田市足助地区の
鏝絵(漆喰彫刻)を紹介します。
今回紹介する漆喰彫刻は
以前のブログで『鏝絵』について
書いたときにも登場しています。
屋根の花形と言えば、鬼瓦と言われますが、
左官の花形は、やはり鏝絵(漆喰彫刻)ではないでしょうか。
この鏝絵(漆喰彫刻)は土蔵の壁に
よく見掛けることができます。
多くは、家紋であったり『水』といった文字であることが多いです。
そんな中でも、職人さんの技術の高さを感じさせるほど
手の込んだ鏝絵(漆喰彫刻)も見ることができます。
それを豊田市足助地区の土蔵で見掛けたのです。
このうねりを打った龍の鏝絵(漆喰彫刻)は
細部の鱗までしっかり鏝で押さえてあります。
当然時間と手間が掛かっていることは
一目瞭然ですが、それだけでなく職人さんの
技術も高くないとなかなか見ることはできません。
正直、豊田市にここまでの技術の鏝絵(漆喰彫刻)を
見ることができるとは思っていなかったので、
見つけた時は驚きました。
まだまだ日本建築の伝統技術が
思わぬところで見ることができるかもしれませんね。
また、素敵な伝統技術を見つけることができたら、
紹介しますね。お楽しみに!