今月初旬に、淡路島・ハートスランド・プロジェクトの
敷地のレベル測量に行ってきました。
敷地の高低差は建築物を計画してうえで、とても重要な情報です。
もちろん、地形地籍測量は専門家に測ってもらいます。
でも、自分たちで測量することでその敷地の事を体感することができます。
そこが重要!!
実際に体感したことは完成した時のイメージと直結するからです。
これは専門家が測量した図面だけではとても難しいのです。
この日は、天気予報に反して快晴・微風。ドローン撮影して、
上空から敷地を俯瞰します。便利な時代になりました。
事業主様の農業事業部で収穫した玉ねぎをいただきました。
辛味がほどんどなく、生で食べるととても美味しい玉ねぎでした。
第1期プロジェクトが竣工すると、農家レストランが完成します。
そのレストランでは、隣の敷地で収穫できた野菜の美味しい料理を
食べることができます。竣工を楽しみにしていてくださいね。
先日、ブログで紹介した民家を福祉施設へリノベーション予定の実測調査第2弾!
平面の現況調査をして図面に描き起こし、次のステップに移ります。
次のステップは、高さの寸法を拾い出す断面の調査。この調査が、一番魅力的なのです。
何故なら、民家の天井裏には丸太で組まれた構造が見ることが出来るからです。
丸太梁の小屋組が魅力的に感じるのはいくつか理由がありますが、
何といってもその力強さと曲がりくねった丸太梁を組み上げている大工さんの技術でしょう。
部屋の中からでは見ることができないこの魅力をリノベーションでどう活かすことができるかと思うとワクワクします。
だから、僕は断面の調査がとても好きなんです。
竣工が楽しみです。
先日、母校の中学校にて
「社会人に学ぶ会」という企画で
中学2年生に、仕事のこと、働くこと、将来の夢 etc について、
話す機会をいただきました。
「なぜ建築士になろうと思ったのか」から始まって、
「仕事は何のためにするのか」「中学生の今、できる事は何か」
「仕事で大切なこと」を順番に話をしてきました。
話を聴いている生徒さんが将来仕事をするときに
思い出してくれて、役に立つといいなと思いながら話をしましたが、
話ながら、自分も初心を思い出し、仕事の原点に立ち返った一日でした。
「教えることは、学ぶこと」を実感したひと時でした。