知っていましたか?『いの一番』は建築言葉だとか…!!2019年05月27日

みなさん、普段の生活の中で

 

『いの一番』という言葉を聞いたことがあると思います。

 

意味としては、『真っ先に』とか

 

『一番最初に』といった時に使う言葉ですよね。

 

この言葉には諸説ありますが、

 

実は建築言葉だったという説もあるんですよ。

 

 

 

『柱番付』と言って写真のように、

 

縦軸、横軸に『い、ろ、は、…』と『一、二、三、…』で

 

柱に番号を付けて柱の位置を分かるようにしています。

 

 

 

この柱番付の中に『い-一』があります。

この柱は、建物の北東角の柱に振り付けられます

 

建物の北東の角と言えば、鬼門にあたる方角です。

 

鬼門は邪気の出入りする方角とされています。

 

その為、その出入りを塞ぐことを願って

 

一番最初に『い-一』の柱を建てるそうです。

 

そこから『いの一番』は、

 

『真っ先に』『一番最初に』という意味で使われているそうです。

 

 

 

おもしろいですよね。

 

まだまだ、普段の生活の中にこの様な言葉がありそうですね。

 

またそんな言葉があったら紹介しますね。


『現場管理』と『工事監理』は何が違うの?2019年05月22日

このブログでも何度か登場している

 

『工事監理』現場監督さんがやるのではないか

 

みなさん思うのではないでしょうか?

 

 

 

今日は現場監督さんのおこなう『現場管理』

 

設計士のおこなう『工事監理』について書こうと思います。

 

まず、文字にすると『監理』『管理』

 

漢字の違いに気が付くと思います。

 

 

 

『管理』を調べると、

 

『組織体の目的活動を推進するには、

 

人員、物品、資金、情報などの諸資源を調達し、

 

(中略)活用するための諸制度を整備する』とあります。

 

その言葉とおり現場監督さんの『管理』は、

 

主に現場で必要な材料や職人などを

 

工事工程に合わせて段取りしたりしているのです。

 

 

 

『監理』を調べると、

 

『物事を監督、取り締まること』とあります。

 

設計士の『監理』は、

 

『設計図面と照合し、それが設計図面のとおりに

 

実施されているかいないか、誤ったやり方で工事を

 

していないかを確認すること』です。

 

 

 

ですから、同じ『かんり』でもやっている事は、

 

全く別のことなんです。

 

この『監理』があるからこそ、防げる不備な工事もあるのです。

 

 

 

これから住宅や事務所などを計画しようと思っている方、

 

もしくは計画している途中の方で気になられた方は、

 

一度お問い合わせください。もちろん、問い合わせたからと言って

 

風とガレで設計しないといけないことはありませんので、

 

ご安心ください。


昨日は小松菜がおススメでした。2019年05月17日

普段の仕事は、建築の設計・工事監理・調査を

 

主な業務としていますが、

 

家に帰ると3男児のパパになります。

 

家では幾つかの家事を担当していますが、

 

その一つに、朝食と夕食を作っています。

 

そうなると、自動的に買出し担当にもなります。

 

 

昨日の買出しでは、『小松菜』がおススメでした。

小松菜は、他の緑の野菜に比べて、

 

ちょっとエグ味があるので、敬遠になりがちですよね。

 

私も初めの頃は苦手でした。

 

でも、最初にサッと茹でるとそのエグ味を感じにくくなります。

 

小松菜には、カルシウムや鉄分など栄養素のたくさんあるようです。

 

毎日のご飯は美味しいだけでなく、栄養素のこと家計のことも考えて

 

献立を決めるので、なかなか大変ですよね。

 

 

 

さてさて、小松菜をどんな料理にするかというと

 

私は小松菜の煮びたしが好きなんです。

 

油揚げと一緒に、ダシ汁とみりん・醤油で

 

軽く煮る感じで料理します。

 

ここで、気にしていることは煮過ぎないことですかね。

 

これは私の好みですが、小松菜のシャキシャキした感じが好きなので、

 

サッと煮る感じ。これが一番難しい!

 

なかなか気に入った出来上がりには仕上がらないことが多いです。

 

でも、うまくでき上った時は『してやったり!!』感で嬉しくなります。

 

小松菜は子供達もなかなか食いつきにくい食材ですが、

 

みりんを少し多めに入れると、ほんのり甘みを感じやすくなり、

 

我が子達は食べるようになりました。

 

これからのときどき料理ネタもブログにアップしていきますので、

 

読んでくださいね。


間違った工事をしていませんか。『工事監理』が必要な訳!2019年05月13日

先週、建て方・上棟がおこなわれました。

建物の工事が始まると、建て方・上棟が一番の見所ですよね。
今まで図面で打合せをしていたものが、
目に見えて形となるのですから。
今はクレーンを使って材料を持ち上げるので、
建て方~上棟まで一日で完了します。

 

設計士の仕事はお客様と打合せをして
図面を作成するだけではないのです。
実は、工事が始まってからも
とても大切な仕事があるのです。
それが、『工事監理』です。
『工事監理』って何?と思われるのではないでしょうか。
簡単に言うと、『工事に誤りがないかをチェックする』ことです。
当然、この建て方・上棟に至るまでにも
基礎の中の鉄筋が正しく工事されているか、
基礎と建物を繋ぐ金物が必要な場所に設置されているか
などをチェックしています。

この様に一つ一つの工事に誤りがないかをチェックします。
建て方・上棟が終わると次は耐力壁工事のチェックがあります。
以前にも、ブログで記載しましたが、
施工ミスを見逃さない!現場監理も重要な仕事!!
意外と施工する業者さんの知らないことがあるんです。
レオパレス問題の時も、一つの原因として
『現場の作業員が誤解していたこと』とありました。
その誤解がないかチェックして、もし誤りを見つけた時は
是正の指示をする業務です。だからとても重要なのです。
お客様の大切な建物をしっかり設計と工事監理で
お引渡ししています。
これから住宅や事務所など計画されている方は
一度ご相談ください。
ちなみに、今回建て方・上棟した物件は、事務所です。


毎年鯉のぼりを見ると感動します。2019年05月07日

今年は、平成から令和に元号が変わる事から、
ゴールデンウイークは10連休になった方もいたようですね。
みなさんは、いかがだったでしょうか。
毎年ゴールデンウイーク前になると、
鯉のぼりを見掛けます。
鯉のぼりを見るといつも感動してしまいます。

一体何に感動するかというと、
あの表現力に感動するのです。
もともとは、江戸時代に武家に男の子が生まれると
5月にのぼりをたてて祝っていたのが、
庶民にも広がったようです。
はじめは、のぼりに『鯉の滝登り』を
イメージして鯉を描いていたようです。
今ある鯉のぼりを考えた人がどんなことを思って
あの形にしたのか分かりませんが、
鯉が泳いでいるように見せる表現力
とてもすごいといつも感心します。