今度は左官体験を自宅で子ども達とやってみました。2020年03月30日

春休みとはいえ、学童保育に行かせてばかりでは、

 

何も変化のない日々になってしまうので、

 

本日から1週間ほど子ども達と過ごしたり、

 

おじいちゃんおばあちゃんにお世話になったりして、

 

春休みの実感を持ってもらおうと思っています。

 

 

 

初日の今日は、自宅で左官体験!!

 

一昨日に長男が突然、壁塗りをしたいと言い出したのです。

 

以前テレビで見ていた『職人ワゴン』の

 

左官職人の真似事がしたいのか?と思ったり…。

 

しかし、それも面白いと思ってやってみました。

 

 

 

僕も仕事柄現場で左官職人の作業を見たり、

 

サラリーマン時代にイベントで左官体験コーナーを

 

開催したことがあるものの、実際にやったことは無いので、

 

見よう見真似で子ども達とやってみました。

 

左官職人が鏝台から鏝を使って漆喰や珪藻土を

 

壁に塗り付けていますが、やってみるとなかなか難しい。

 

また簡単には平滑にできないことは承知していましたが、

 

隅々まで珪藻土を塗り付けることも難しかった(当たり前ですね)。

 

 

 

子ども達は、途中で他の遊びをするのかなと思っていましたが、

 

最後の片づけまでしっかりやって、『もっとやりたい!』

 

と言ったことにはビックリしました。

 

出来栄えは問題ではなく、自分で作業をした物が形となっているのが、

 

良いのではないかと思います。次回はいつにしようか相談中です。


多種多様な時代にあやかって、ホワイトデーを花にしてみました。2020年03月27日

僕たちが子どもの頃に比べると

 

最近は、いろいろな発想や考え方が増えていると思います。

 

もう2週間ほど前になりますが、

 

ホワイトデーを花束で贈りました。

 

 

僕たちが子どもの頃、バレンタインデーといえばチョコ!

 

ホワイトデーはクッキー!が定番でした。

 

バレンタインデーのチョコはいまだその傾向は強いですが、

 

ホワイトデーはクッキーではないモノもよく見る気がします。

 

これは私の勝手な感覚ですが………。

 

大切なことは、気持ちを伝える事です。

 

それが、クッキーなのかチョコなのかそれとも別の物なのか。

 

ただそれだけ。実にシンプル!!

 

そう考えると、花束でも良いですよね。

 

花を贈って、飾ってみて感じたことですが、

 

 

普段の生活の中に花があると気持ちが豊かになる気がします。

 

頭で分かっていてもなかなか行動に移らないですが、

 

何かのきっかけで、やってみると大いに実感することでした。

 

毎日は大変なので、月に一度花を買って食卓に飾ってみよう。

 

季節によって花も変わるので、楽しみです。


山城の足助城を見学してきました。2020年03月16日

愛知県には国宝・犬山城や

 

名古屋城など立派な天守閣と

 

言われるお城があります。

 

今回は、そんな大きなお城ではなく

 

山城・足助城に行ってきました。

 

 

 

 

山城とは、山地を利用した城をいいます。

 

このお城は発掘調査の結果15世紀後半から

 

16世紀後半の痕跡が見つかったそうです。

 

当初は、軍事空間的な役割のみが強かったです。

 

天守閣の様な派手さはないものの、

 

ドッシリした地に根差した雰囲気がありました。

 

そして、風とガレが注目したのが…… 屋根仕上げです。

 

 

 

薄くはいだ板を重ねて仕上げる杮葺きです。

 

板の大きさは、それぞれですが30cm ×30cm で

 

厚み4.5~6mm 程です。

 

そして材質は、耐久性のある木、水に強い木、はぎやすい木として

 

杉やさわらがよく使われているようです。

 

この杮葺きは、小口などを鉋で仕上げるため、

 

とても優雅な印象になります。

 

山城のドッシリとした中に、

 

杮葺きの優雅さで見た目の印象を

 

重々しいものにならない様にバランスが取れています。

 

犬山城や名古屋城とはまた違った味わいのあるお城でした。

 

そして帰り際に、山城・足助城のお城印もちゃんと購入しましたよ。

 

 


鍛冶屋体験を足助でやってきました。2020年03月06日

足助で鍛冶屋の体験ができる!!

 

と言う事で行ってきました。

 

鍛冶屋と言うと鉄を熱して、

 

赤くなった鉄を金槌で叩いて

 

成形する作業を思い浮かべると思います。

 

そして、誰しも一度はやってみたいと

 

思うのではないでしょうか。

 

実は僕もその一人です。

 

それが体験できると聞いたら、

 

やるしかないですよね。

 

ということで、実際にやってきました。

 

 

 

どうせなら、子ども達にも体験させてやりたくて

 

一緒に行ってきました。

 

鍛冶の体験では、5寸釘をペーパーナイフにしました。

 

まず初めに、釘を熱します。

 

 

釘が赤くなったら、一気に叩きます。

 

ことわざにもあるように、

 

『鉄は熱いうちに打て』まさしくその言葉通りです。

 

 

 

そして、鉄を成形するのは叩くだけではありません。

 

捻じったりもするのです。

 

 

 

とは言え、素人がやっているので、

 

最終的にはプロにバランスを整えてもらいます。

 

 

そして、砥石で研いでもらったら完成です。

 

 

 

取手部分の捻じれ加減も、子どもによってそれぞれですね。

 

それが手造りならではなのかもしれません。

 

なかなか出来ない体験で僕も子ども達も

 

とても楽しい時間でした。


僕の原点はここにあります。2020年03月02日

先日、恩師である建築家・藤岡龍介氏の

 

著書『町家の知恵、美しい暮らし 住み継ぐ』を読みました。

 

 

その中に、下記の内容を見つけました。

 

『町の変化は致し方ないが、

 

せっかくの歴史と文化のある風景が、

 

どこにでもあるような町並みに変わるのは忍びない。』

 

これは、僕がアメリカ東部・ヨーロッパの西洋建築を

 

観て回る旅をして、ヨーロッパの町並みを観て感動し、

 

日本で民家再生・リノベーションを志すことを決めた時と

 

同じ心境が綴ってあった。

 

また、次のようなことも記載されていた。

 

『家は一軒の価値だけでなく、

 

町並みをつくる重要な要素である。』

 

これは昨年、中日新聞に掲載された時に

 

風とガレが話していた中に似た内容がある。

 

 

恩師・藤岡氏のもとを離れて12年目になる。

 

しかし、その時の教えていただいた本質はいまだに自分の中に

 

残っている事を再確認できた。

 

これからも、この気持ちを持ち続けて頑張るぞ!!