これからの『新しい生活様式』を前向きに考える。2020年05月21日

 

ようやく緊急事態宣言が解除されて、

 

まだ終息した訳ではありませんが、

 

精神的にホッと一息ついた感じですね。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため

 

生活や仕事において行動の自粛をすることになりました。

 

その影響で『働き方改革』を言われながら、

 

なかなか進んでいなかったテレワークや

 

在宅ワークが急速に活用されました。

 

正確には、やらざるを得なかったという感じですね。

 

しかし、実際にやってみると「結構出来るのではないか」

 

という感想を持った方も多かったのではないでしょうか。

 

在宅ワークのを活用すると食事は家族と一緒にとれ、

 

男性が家庭のことも手伝えるようになるなど

 

生活スタイルも変わっていくことになります。

 

先日の読売新聞の記事にも掲載されています。

 

 

 

 

『新しい生活様式』は何も提言された内容だけではありません。

 

その他にも、都市への集中傾向にあった企業も

 

地方に拠点を置くことで業務の安定化を狙います。

 

これからは地方の市町村での活動し、

 

時々都市部へ出向くスタイルが進んでいくのかもしれませんね。

 

その時は、空き家の再生・リノベーションでお手伝いができます。

 

ぜひ、ご相談ください。お待ちしております。


デッキは第二のリビング!!2020年05月14日

 

今年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルスの影響で

 

外出はせずに子ども達とウッドデッキを作った話を

 

前回のブログで書きました。私は住宅を設計する時には、

 

ウッドデッキを提案するように心掛けています。その理由として、

 

ウッドデッキは家と庭を繋いでくれる最高のアイテムだからです。

 

なぜ家と庭を繋いでくれるのかと言うと

 

ウッドデッキがリビングと同じ役割を果たしてくれるかです。

 

天気の良い日などは、家の中のリビングよりも、ずッと気分が良いです。

 

やっている事は家の中と全く変わっていないのに。

 

 

 

ゴロゴロしたり、おやつを食べたり。

 

そして、一旦外に出てしまえば、そのまま子ども達は庭で遊んでしまいます。

 

不思議ですね。

 

ウッドデッキができる前は庭で遊ぶことなど無かったのに、

 

デッキができてからは毎日のように庭で遊んでいます。

 

 

 

住宅を設計する時は、お客様の暮らしを想像しながら考えます。

 

普段の暮らしが住まいだけでなく、庭も入った暮らし方になると、

 

楽しみ方が増えるじゃないですか。

 

少しでも楽しい暮らしが出来ることを考えて設計しています。

 

風とガレは、追っかけ営業などはしておりません。

 

楽しい暮らしができる住宅を建てたいと思われる方は、

 

ご気軽にご連絡ください。お待ちしています。


念願のデッキをこのタイミングで作成しました。2020年05月07日

 

外出自粛が続く中、いかがお過ごしでしょうか。

 

学校も休校で子ども達(3男児)も毎日家にいます。

 

なかなか外で走り回ることも十分に出来ないため、

 

エネルギーが有り余っている状態でした。

 

そこで、デッキをみんなで作ることにしました。

 

 

 

早速デッキの大きさを子ども達と考えて、材料を買ってきました。

 

のこぎりで木材を切ったり、塗装したり、電動工具を使ったりして、

 

子ども達と一緒に作りました。

 

 

 

 

完成すると天気も良かったこともあって、

 

早速子ども達はデッキで寝っ転がって、くつろいでいました。

 

 

デッキで寝転がると気持ちがいいでしょうね。

 

子ども達も自分達で作った達成感があるようで、

 

デッキで楽しそうに遊んでいます。

 

おやつを食べる時もデッキで3人仲良く座って、食べていました。

 

このゴールデンウィークは、ステイホームを呼びかけられていましたが、

 

楽しく過ごすことができたのではないでしょうか。

 

【作成前】

 

 

【作成後】

 

 


ローカルメディア『縁側』で全3回の連載スタート!2020年05月01日

先週の金曜日にローカルメディア『縁側』

 

全3回の連載がスタートしました。

 

連載のタイトル名は、『空き家を事業に使うメリット教えます』

 

外国の街並みは、どうしてワクワクするの?【空き家を事業に使うメリット教えます#1】

 

豊田市では、以前から中山間地域の空き家を住まいとして

 

活用する方を対象に行政からの補助金制度がありました。

 

今年度から、事業として中山間地域の空き家を活用する方も

 

行政のサポートを受けられるようになりました

 

豊田市山村地域等空き家活用支援事業【令和2年度~】

 

 

 

 

密な都市部ではなく、ほど良い距離感の取れているのが特徴

 

中山間地域で事業を始めてみようとお考えの方は必読!!

 

そうでない方も読んでみる価値あり!!

 

空き家をリノベーションするメリットをこの連載でお伝えします。

 

ぜひ参考にしてください。

 

分からない事などがございましたら、

 

お気軽に聞いてくださいね。

 

分かりやすく質問にお答えいたします!


旬の野菜を先取り!今日は赤ピーマンを使った料理。2020年04月24日

以前と言っても、約1年前になりますが、

 

小松菜料理のブログ記事を書きました。

 

その時にもお話ししましたが、

 

仕事を離れて家に帰ると3男児のパパなんです、実は。

 

そして、僕は台所担当!!

 

料理はいろいろな感覚で楽しめるのが良いですよね。

 

味(味覚)・見た目(視覚)・香り(嗅覚)・歯ざわり(触覚)・音(聴覚)!

 

これらを全部一度に楽しめる料理を作るほどの腕はありませんが、

 

可能な限り楽しめるように頑張っています(自分の好みですが)。

 

 

 

今日は、ちょこっと旬より早いですが赤ピーマンを紹介します。

 

僕が赤ピーマンを好きなのは、栄養価などいろいろ理由はありますが、

 

何と言っても色がキレイ!!

 

艶々した赤色は緑ピーマンと合わせると更に色が引き立ちます。

 

 

そして、栄養価もビタミンA、C、Eが豊富なんです。

 

それらの相乗効果があって、美肌効果・血液サラサラ効果・免疫力アップなどが

 

期待できるようです。

 

 

 

今回は、鶏肉のうま煮に赤ピーマンを入れてみました。

 

ちょっと写真が暗い……。

 

少し加熱しすぎて、色にハリが若干ないですね。

 

次こそは、ハリのある色合いになるように頑張るぞ。

 

今年に入ってから新型コロナウイルスが世間を騒がせていますね。

 

いろいろな対策が言われていますが、

 

免疫力を上げることもその一つだと思います。

 

しっかり食べて、頑張りましょう!!

 

 


日本建築の代表的屋根の一つ檜皮葺きについて2020年04月14日

日本建築の屋根には色々な種類があります。

 

現代の屋根は、瓦葺き金属(板金)葺きがほとんどです。

 

しかし、社寺建築をみると檜皮葺き杮(板)葺きがみられます。

 

杮(板)葺きについては、先月足助城に行った時のことを

 

ブログ記事にした時に紹介しました(山城の足助城を見学してきました)。

 

 

 

今日は、もう一つの檜皮葺きについて紹介したいと思います。

 

豊田市の隣の岡崎市にある瀧山寺・本堂が国の重要文化財に指定されています。

 

その本堂の屋根が、檜皮葺きです。

 

 

 

檜皮葺きは、読んで字のごとく桧の樹皮です。

 

樹皮と言っても一番外側いちばんのゴツゴツした『鬼皮』、

 

真ん中の『真皮』、一番内側で木質に接する『甘皮』に分けられ、

 

檜皮葺きで使用されるのは、第二層目の『真皮』です。

 

その真皮を少しずつズラしながら竹で作った釘で留めていきます。

 

 

 

檜皮葺きの歴史を見ると七世紀後半に登場していた記録があります。

 

ただし、現存する檜皮葺きの屋根は最も古い例でも

 

十五世紀の半ばまでしかさかのぼらないようです。

 

瓦は中国から伝播した技法ですし、茅葺きはヨーロッパにも

 

類似を見出せるようです。

 

しかし、樹皮を用いる屋根葺工法は他にはない、

 

日本独自のもののようです。

 

そして、檜皮葺きの魅力は何と言っても、あの曲線美です。

 

 

ゆったりとした優雅な感じのする曲線

 

作り出す素材はありません。

 

有名な建築物で言えば京都の清水寺ですね。

 

ぜひ観る機会がありましたら屋根の優雅さも

 

注目してくださいね。

 

 


山登りをして、運動不足解消になったかな。2020年04月08日

先日、小春日和の良い天気だったので、

 

長い春休みの子ども達と僕の父、僕とで

 

猿投山に登ってきました。

 

長い春休みでしたが気分的に外に出にくかったため、

 

子ども達も家の中で過ごすのに飽きていました。

 

また運動不足気味でもあったので、

 

猿投山に登ろうとなったのです。

 

 

 

 

 

 

猿投山に登るのは小学生の時に登って以来!

 

子ども達は元気にサッサと登っていくのですが、

 

僕と父はゆっくり、ゆっくり体に無理しない程度に。

 

登る時に使う筋肉は普段使う筋肉とは別ですね。

 

何となく分かっていたことではありますが…。

 

それでも、山頂に着くと気分が良いですね。

 

やり切った達成感という感じを持てます。

 

 

 

山頂からの眺めも素敵です。

 

また、頑張ろう!!という気分になりました。

 


今度は左官体験を自宅で子ども達とやってみました。2020年03月30日

春休みとはいえ、学童保育に行かせてばかりでは、

 

何も変化のない日々になってしまうので、

 

本日から1週間ほど子ども達と過ごしたり、

 

おじいちゃんおばあちゃんにお世話になったりして、

 

春休みの実感を持ってもらおうと思っています。

 

 

 

初日の今日は、自宅で左官体験!!

 

一昨日に長男が突然、壁塗りをしたいと言い出したのです。

 

以前テレビで見ていた『職人ワゴン』の

 

左官職人の真似事がしたいのか?と思ったり…。

 

しかし、それも面白いと思ってやってみました。

 

 

 

僕も仕事柄現場で左官職人の作業を見たり、

 

サラリーマン時代にイベントで左官体験コーナーを

 

開催したことがあるものの、実際にやったことは無いので、

 

見よう見真似で子ども達とやってみました。

 

左官職人が鏝台から鏝を使って漆喰や珪藻土を

 

壁に塗り付けていますが、やってみるとなかなか難しい。

 

また簡単には平滑にできないことは承知していましたが、

 

隅々まで珪藻土を塗り付けることも難しかった(当たり前ですね)。

 

 

 

子ども達は、途中で他の遊びをするのかなと思っていましたが、

 

最後の片づけまでしっかりやって、『もっとやりたい!』

 

と言ったことにはビックリしました。

 

出来栄えは問題ではなく、自分で作業をした物が形となっているのが、

 

良いのではないかと思います。次回はいつにしようか相談中です。


多種多様な時代にあやかって、ホワイトデーを花にしてみました。2020年03月27日

僕たちが子どもの頃に比べると

 

最近は、いろいろな発想や考え方が増えていると思います。

 

もう2週間ほど前になりますが、

 

ホワイトデーを花束で贈りました。

 

 

僕たちが子どもの頃、バレンタインデーといえばチョコ!

 

ホワイトデーはクッキー!が定番でした。

 

バレンタインデーのチョコはいまだその傾向は強いですが、

 

ホワイトデーはクッキーではないモノもよく見る気がします。

 

これは私の勝手な感覚ですが………。

 

大切なことは、気持ちを伝える事です。

 

それが、クッキーなのかチョコなのかそれとも別の物なのか。

 

ただそれだけ。実にシンプル!!

 

そう考えると、花束でも良いですよね。

 

花を贈って、飾ってみて感じたことですが、

 

 

普段の生活の中に花があると気持ちが豊かになる気がします。

 

頭で分かっていてもなかなか行動に移らないですが、

 

何かのきっかけで、やってみると大いに実感することでした。

 

毎日は大変なので、月に一度花を買って食卓に飾ってみよう。

 

季節によって花も変わるので、楽しみです。


山城の足助城を見学してきました。2020年03月16日

愛知県には国宝・犬山城や

 

名古屋城など立派な天守閣と

 

言われるお城があります。

 

今回は、そんな大きなお城ではなく

 

山城・足助城に行ってきました。

 

 

 

 

山城とは、山地を利用した城をいいます。

 

このお城は発掘調査の結果15世紀後半から

 

16世紀後半の痕跡が見つかったそうです。

 

当初は、軍事空間的な役割のみが強かったです。

 

天守閣の様な派手さはないものの、

 

ドッシリした地に根差した雰囲気がありました。

 

そして、風とガレが注目したのが…… 屋根仕上げです。

 

 

 

薄くはいだ板を重ねて仕上げる杮葺きです。

 

板の大きさは、それぞれですが30cm ×30cm で

 

厚み4.5~6mm 程です。

 

そして材質は、耐久性のある木、水に強い木、はぎやすい木として

 

杉やさわらがよく使われているようです。

 

この杮葺きは、小口などを鉋で仕上げるため、

 

とても優雅な印象になります。

 

山城のドッシリとした中に、

 

杮葺きの優雅さで見た目の印象を

 

重々しいものにならない様にバランスが取れています。

 

犬山城や名古屋城とはまた違った味わいのあるお城でした。

 

そして帰り際に、山城・足助城のお城印もちゃんと購入しましたよ。

 

 


鍛冶屋体験を足助でやってきました。2020年03月06日

足助で鍛冶屋の体験ができる!!

 

と言う事で行ってきました。

 

鍛冶屋と言うと鉄を熱して、

 

赤くなった鉄を金槌で叩いて

 

成形する作業を思い浮かべると思います。

 

そして、誰しも一度はやってみたいと

 

思うのではないでしょうか。

 

実は僕もその一人です。

 

それが体験できると聞いたら、

 

やるしかないですよね。

 

ということで、実際にやってきました。

 

 

 

どうせなら、子ども達にも体験させてやりたくて

 

一緒に行ってきました。

 

鍛冶の体験では、5寸釘をペーパーナイフにしました。

 

まず初めに、釘を熱します。

 

 

釘が赤くなったら、一気に叩きます。

 

ことわざにもあるように、

 

『鉄は熱いうちに打て』まさしくその言葉通りです。

 

 

 

そして、鉄を成形するのは叩くだけではありません。

 

捻じったりもするのです。

 

 

 

とは言え、素人がやっているので、

 

最終的にはプロにバランスを整えてもらいます。

 

 

そして、砥石で研いでもらったら完成です。

 

 

 

取手部分の捻じれ加減も、子どもによってそれぞれですね。

 

それが手造りならではなのかもしれません。

 

なかなか出来ない体験で僕も子ども達も

 

とても楽しい時間でした。


僕の原点はここにあります。2020年03月02日

先日、恩師である建築家・藤岡龍介氏の

 

著書『町家の知恵、美しい暮らし 住み継ぐ』を読みました。

 

 

その中に、下記の内容を見つけました。

 

『町の変化は致し方ないが、

 

せっかくの歴史と文化のある風景が、

 

どこにでもあるような町並みに変わるのは忍びない。』

 

これは、僕がアメリカ東部・ヨーロッパの西洋建築を

 

観て回る旅をして、ヨーロッパの町並みを観て感動し、

 

日本で民家再生・リノベーションを志すことを決めた時と

 

同じ心境が綴ってあった。

 

また、次のようなことも記載されていた。

 

『家は一軒の価値だけでなく、

 

町並みをつくる重要な要素である。』

 

これは昨年、中日新聞に掲載された時に

 

風とガレが話していた中に似た内容がある。

 

 

恩師・藤岡氏のもとを離れて12年目になる。

 

しかし、その時の教えていただいた本質はいまだに自分の中に

 

残っている事を再確認できた。

 

これからも、この気持ちを持ち続けて頑張るぞ!!