風とガレの事務所から一番近い美術館は、豊田市美術館です。
その豊田市美術館で、10月21日から『フランク・ロイド・ライト展』が開催されています。
まだまだフランク・ロイド・ライトにはほど遠いですが、建築に携わる者として、
行きたくて、行きたくて仕方がなかったので、何とか時間を作っていってきました。
フランク・ロイド・ライトが設計した建築物の写真、図面や透視図などが展示されていました。
中でも、浮世絵の構図に影響を受けたという透視図は印象的でした。
良いと思ったものをどんどん取り入れる姿勢は凄いなぁと思います。
僕も、いろいろな建築物を観て、体感してどんどん風とガレの設計に取り込んでいこうと思います。
実は、私は美術館に行くのが好きなんです。
中でも豊田市美術館は私のお気に入り美術館の一つです。
学生時代に1年休学を取って、
バックパッカーをしながら
欧米の建築を見て回っていました。
その時、美術館建築を見る機会が多かった為、
たくさんの美術作品も見ることができました。
それから、美術に興味を持つようになったのです。
豊田市美術館は近いことと建築としても
バランスの取れた素敵な建築なので、
時間を見つけて美術館に行ったりします。
豊田市美術館では10月14日まで、
クリムト展が開催されています。
それもあり、先日豊田市美術館に行ってきました。
素敵な作品を見る時は、この作品を作成している時に
作者がどんな思いを込めて作ったのかなと思いながら
観ていると鑑賞にひたることができます。
こんな時間がとても好きなので、
美術館に行くのが好きなんです。
実は、一番下の子どもも年少になったこともあり、
遂に念願の豊田市美術館の年間パスポートを購入しました。
これから、美術館に行くのが楽しみになりました。
先日豊田市都市整備課の主催する
『中心市街地景観ワークショップ』に参加してきました。
風とガレは民家再生・リノベーションが専門の設計事務所です。
『民家再生』というと昔ながらの古民家を
イメージすると思いますが、昭和後半の建物でも
民家再生としてリノベーションをしてます。
実は中心市街地でも昔ながらの街並みが残っているんです。
今回のワークショップでは、
4~5人のグループディスカッション形式でした。
僕のグループには、学生さんや豊田市中心市街地で
生れ育って今も暮らしている方や仕事で豊田市に
通勤されている方と一緒でした。
そんな方達と豊田市の気にっている景観や
もっと良くなるのにもったいないエリアなど
たくさんの意見を聞くことができました。
グループの全員が気に入っている景観エリアが
豊田市美術館と名鉄豊田市駅から観える東側の景観でした。
そして、もう一つみなさん共通の意見として、『緑が少ない』。
特に夏の厳しい日差しを遮ってくれるような緑がないということでした。
視覚的に緑や木陰がないのは気分が違ってきますね。
実は東京というと大都会ですが、意外と緑が沢山あるんです。
そして、街づくりでは豊田市の特徴・魅力を見つけて、
それを盛り込んでいく必要があることも話として出ました。
豊田市に住んでいながら、知らない景観も
知ることができたとても良いワークショップでした。