やっぱり建て方・上棟は緊張します。2023年11月29日

 

今月の初めになりますが、建て方・上棟の物件がありました。

 

建築設計の仕事に携わって21年目になりますが、

 

今でも建て方・上棟の時は緊張します。

 

そして、無事に棟木が架かると凄くホッとします。

 

                                      【写真】棟木を架ける準備が完了!

 

                                      【写真】無事に棟木が架かり、垂木工事が半分終わりました。

 

 

柱や梁の加工は、今の時代は機械で削りますが、

 

その加工形状を指示するのはやっぱり人の手でやります。

 

工務店さんから確認の加工図面が提出され、

 

それを一つひとつチェックして、加工してもらいます。

 

その加工図面を間違えてしまうと、当然棟木が架かるところまで

 

柱・梁が組み上がっていきません。

 

なので、棟木が架かると加工図面にミスがなかったことになります。

 

棟木が架かるということは建物の骨格が出来上がり、この後肉付け工事になるので、

 

建物が無事に出来上がることが目に見えて分かるのです。

 

そういう事もあって、棟木が架かるとホッとするのです。

 

この後も、完成に向けて工事の監理をしっかりやっていきます。


基礎工事 完了!!2023年11月08日

 

建物を支える基礎は、耐久性や強度の面から

 

木造建築でも鉄筋コンクリートで造ります。

 

鉄筋コンクリートは、引っ張る力に対して強い鉄筋と

 

圧縮する(潰そうとする)力に対して強いコンクリートを

 

合体させた構造体です。

 

鉄筋コンクリートで大切なことの一つに、

 

鉄筋の組み方(配筋)があります。

 

引っ張る力に対して強い鉄筋は、

 

力に耐えられるだけの量が必要です。

 

その為、風とガレではどの建物も構造専門の一級建築士さんに

 

構造計算をしてもらっています。

 

その計算の結果をもとに鉄筋を組んでいきます。

 

 

 

先日、その鉄筋が組み終わった時点で検査に行ってきました。

 

鉄筋の太さ、間隔、鉄筋のジョイント部分の長さとコンクリートの被り巾を検査します。

 

                                      鉄筋の太さと間隔の確認

 

                                      これも鉄筋の太さと間隔の確認

 

                                               コンクリートの被りの確認

 

                                      コンクリートの仕上がり巾の確認

 

鉄筋はコンクリート工事が完了するとみることができなくなるので、

 

コンクリート工事の前にチェックをします。

 

チェックをして問題なければ、コンクリート工事をします。

 

もし、チェックして問題があった場合は、是正してからコンクリート工事をします。

 

 

 

設計士の仕事は、設計して図面を描いた後も工事のチェックをする仕事(監理)があります。

 

風とガレでは、お客様と打合せ・計画をして、建物が完成して、

 

お客様にお渡しするまで、サポートしています。

 

これから、住宅や施設を建てようかとご検討している方は、

 

ぜひこちらへお問合せください。

 

お待ちしていま~す。