本日の中日新聞・朝刊で私のことが紹介されました。
取材を受けた当初は、風とガレが取り組んでいる事業について
話をしていたので、事業内容を記事にしていただけると思っていました。
しかし、フタを開けてみると
なッ、なッ、何と!!!!!!
3面記事の『この人』の欄で紹介されていました。

この欄に掲載されているということは、
中日新聞全域に掲載されていると言う事です!
豊田版もしくは三河版のコーナーで
掲載されると思っていたので、かなりビックリです。
もちろん、事業内容が掲載されることも嬉しいのですが、
『この人』で掲載されたことはとても嬉しいです。
なんか自分のアイデンティティを評価された気がして…。
記事の中にもありますが、『仕事は社会に貢献してなんぼ』だと思います。
社会に貢献できないとそのうち、淘汰されると。
これからも、風とガレは社会に貢献できるように頑張ります。
そして、社会から必要とされる設計事務所になります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
先週末11月1日号の矢作新報社に
風とガレが紹介されました。

今年の6月に施工された建築基準法改正の中に
空き家対策を目的とする改正内容があります。
建築基準法が改正されたことを知ってもらって、
活用してもらうことで、初めて法改正をするメリットが出ます。
空き家をリノベーションして活用すると
そこに人の流れが発生します。
人の流れ、つまり人の往来が生まれる。
そうすると少しずつですが、人が集まるようになる。
結果その地域に活気と安心が生まれてくる。
その地域に元気が出てくる。
そうなることが嬉しい。
お知らせが遅くなってしまったのですが、
今年の夏に豊田市で戸建て事務所が竣工しました。
今年の4月から工事が始まって、4か月間の工事期間を経て、
暑い暑い夏直前に竣工しました。
前の事務所は昭和40年代の建物のだったため、
断熱性能は現代の比にならず、暑い寒いの温熱環境は厳しかったようです。
スタッフの方達も今年の夏、事務所では快適な環境で
仕事ができると喜んでいました。
この事務所は、申請業務が中心となっているので、
日々スタッフの事務所の出入りが多くなります。
その為、常駐するスタッフの方以外は、5m以上のカウンターに
フリーアクセス方式で業務をする計画になりました。


打合せをしていて、スタッフの事務所の出入りが多いと、
落ち着かないですよね。でも、壁で仕切ってしまうと
圧迫感が出たり、風の通りが悪くなったりします。
それを解消しながら、ゆる~く仕切ることができるのが、格子です。
無垢のヒノキで出来ているので、
ヒノキの良い香りが事務所いっぱいに広がっています。

また、申請業務が中心となるので、当然書類の収納がたくさん必要となります。
もちろん、その為に壁一面の収納棚を設置しました。
棚は1段だけ固定棚になっていますが、その他は可動棚なので
高さを自由に変えて収納することができます。

建てる用途によって、今まで培ってきた知恵や工夫で
機能面、性能面、居心地の良さをバランスよく計画しています。
もし、これからまたは今、住宅や事務所などを計画している方、
計画の途中の方は、一度ご相談ください。
きっと良い提案ができると思います。
もちろん、相談したからと言って風とガレに
お願いしないといけないということはありません。
お気軽にご相談ください。
今日はお祭りの話をします。
先週末、土曜日は少し雨も降りましたが、
日曜日は秋晴れとなり、お祭り日和でした。
地元・豊田市の秋祭りの一つである『拳母祭り』は
幾つもの山車が宮入りする迫力が見所です。
私も子ども達も拳母祭りの山車を見るのが
毎年の楽しみで、今年も拳母祭りに行ってきました。

拳母祭りの山車をよく観ると
山車の頂部には、お宮を型取ったものが造られています。


唐破風の形から地垂木、飛燕垂木、斗組までしっかり再現されています。
当たり前と言えばそれまでですが、
山車といえどもお宮はしっかりと造られるものなのですね。
今年は意外な発見があった拳母祭りでした。
今年3月に計画の相談を受け、
6月末の建築基準法改正案施工日に合わせて、
豊田市旭地区(豊田市槙本町)で
空き家を地域密着型デイサービスにリノベーションした
『地域密着型デイサービス あんじゃない』が
先週末の内覧会を終えて、
いよいよ10月15日火曜日にオープンします。
それが、新三河タイムスさんにも掲載されました。

また、新三河タイムスさんの粋な計らいで、
同日号に私のことも掲載して頂きました。

これから中山間地域だけでなく、
都市部でも空き家の問題は出てくると思っています。
空き家を活用して、地域が元気になれるように頑張ります。
今年もこの季節がやってきました。
そう!『とよたまちさとミライ塾2019』!!

一昨年、昨年は足助にて、
日本建築のおもしろポイントや
日本建築の屋根についていろいろ解説をしながら
街歩きをするイベントでした。
今年は豊田市小原地区にある川見薬師寺さんにて
社寺建築の見所の一つである虹梁について話をする予定です。

そして、その虹梁に彫られている昇り龍・降り龍の意味についても
川見薬師寺さんに解説してもらいます。
社寺建築などは普段では見ることがないと思いますが、
京都や奈良に旅行でいくと社寺建築を見学すると思います。
このミライ塾で話を聞くと、
今までだと何気なく見ていたポイントも
楽しく見てしまうこと間違いなし!
申し込みはこちらから ↓
『川見薬師寺・虹梁の昇り龍を建築家と一緒に自然の法則から学ぶ』
ぜひご参加ください。お待ちしております。
いよいよラグビーワールドカップ日本大会が開催されましたね。
今大会のキャッチフレーズ『4年に一度じゃない。一生に一度だ!』が、
まさにその通りだなと思い、先日豊田スタジアムでの
ウェールズ VS ジョージア 戦を長男と行ってきました。
豊田スタジアム

チケットはとても日本だな~と思うようなデザインになっており、
僕はこのチケットが気に入っています。
キャッチフレーズに共感した部分と僕のもう一つの経験が
ラグビーワールドカップの試合を観に行く気にさせました。
どんな経験かというと、学生時代に1年休学を取って、
欧米の建築物を観て周る旅をした時のことです。
イタリア・ミラノのユースについて受付に並んでいる時に
日本人の旅行者が多くいて、話をしていると
どうやら同時中田英が所属するローマとインテルの
セリアA の試合があることが分かったのです。
実は僕、野球少年だったのでサッカーには全く興味がなく
サッカー観戦何て行く気なし!!だったのですが、
他の日本人旅行者みなさんから何が何でも言った方が良いと
勧められ、『そんなもんかな~。』と思いながら行きました。
ミラノ・サンシーロスタジアム
ところが、何と!何と!イタリアと言えばサッカーワールドカップで
何度も優勝するような国です。
サッカーを知らない僕でも観ているだけでその凄さが分かるぐらい
レベルの高い技術で感動したのです。
世界レベルというのは、知識では測れない凄さがあるというのを
体験していたので、今回のラグビーワールドカップでも
その感動、凄さが味わえると思ったからです。
やはり、その期待を裏切らない試合内容で、
長男も大興奮していました。
残りの試合はテレビ観戦となりますが、
しばらくの間、テレビから離れれないですね。
あぁ、ニュージーランド代表のハカが生で観たい!!
実は、私は美術館に行くのが好きなんです。
中でも豊田市美術館は私のお気に入り美術館の一つです。


学生時代に1年休学を取って、
バックパッカーをしながら
欧米の建築を見て回っていました。
その時、美術館建築を見る機会が多かった為、
たくさんの美術作品も見ることができました。
それから、美術に興味を持つようになったのです。
豊田市美術館は近いことと建築としても
バランスの取れた素敵な建築なので、
時間を見つけて美術館に行ったりします。
豊田市美術館では10月14日まで、
クリムト展が開催されています。
それもあり、先日豊田市美術館に行ってきました。


素敵な作品を見る時は、この作品を作成している時に
作者がどんな思いを込めて作ったのかなと思いながら
観ていると鑑賞にひたることができます。
こんな時間がとても好きなので、
美術館に行くのが好きなんです。
実は、一番下の子どもも年少になったこともあり、
遂に念願の豊田市美術館の年間パスポートを購入しました。

これから、美術館に行くのが楽しみになりました。
今回は7月のブログに掲載しましたパパレンジャーの続編です。
パパレンジャーは全5回のイベントで
申し込みをすると約2ヶ月に1回のイベントに参加できます。
先日9月のイベント『パパラトゥーン』に参加してきました。
『パパラトゥーン』とは、簡単に言うと
リアル・スプラトゥーンですね。
パパと子どもの親子を4つのチームに分けて、
水鉄砲で色水を掛け合うゲームです。



写真を見てもお分かりの通り、これはもう子ども達はもちろん
パパさん達も子どもですね(笑)。
家の庭で子どもとこんなことをやると怒られちゃいますよね。
でも、それが出来ちゃうのがパパレンジャーなんです。
たくさんのイクメンパパと交流を持てる
貴重な親子イベント!
仕事も子育ても一生懸命にやっています。
この後、パパレンジャー最終回の実行委員の募集がありましたので、
迷わず立候補しました。
今年も、子ども達が思いっ切り楽しめる最終回になるように
仲間のパパさんと頑張ります!!
先月末に一級建築士の一次試験(学科試験)が終わって、
今月初めから二次試験(製図試験)に向けての講義が始まりました。
実は、私は一級建築士の二次試験対策の
講師もやらせていただいています。
今は図面を手描きですることはほとんどないため、
まずは図面の描き方から指導しているのです。
現代は CAD という便利なツールがありますからね。
久しぶりに私も手描きの図面を描いてみました。
一度身につけた技術は、簡単には失われないですね。

スピードは遅くなっていましたが……(笑)。
プロ野球の世界でもよく聞く話ですが、
選手として活躍した人が必ずしも良い指導者になる訳ではないのです。
要は、いかに上手く伝えるかということになります。
当然、知識や技術は持っていなければなりませんが、
それを伝えることができなければ、指導者としてはダメなのです。
まず次回の講義の内容を確認して、どう話をしたら受講生に伝わるようになるか、
一生懸命考えて準備をします。
これはお客様と打合せするときに、お客様に理解してもらうため、
納得してもらうために色々と準備することと同じですね。
『伝える』技術を磨いています。
豊田市にある魅力ある建築パート2!!
先日豊田市旧藤岡地区を車で走っていると
なっ、なっ、何とも面白い形をした
納屋を発見!!

パッと見て目に付くのが、
2階への直通スロープ!!
納屋だけにモノを色々収納する建物ですが、
重たい荷物を持って階段を上がるのが大変!!
ということでできたのが、このスロープと思われます。
考えればごく普通の発想なのですが、
実際に見掛けることが少ないアプローチですよね。
そして、もう一つの素敵な日本建築の特徴は、

軒下のスペースを広く取りたい!!
だけど、柱が建つと邪魔になるから、
柱を建てないで、軒下を広くする方法を考えたら……
写真のような形になりました!!
これはこの地域だけでなく、他の地域でも
見ることができる日本建築の形です。
軒下を広くするために、敢えて曲がっている木材を
見つけてきて使っています。
その為、右と左の形が全く違う!!

昔は近くの山の木を使って建てているから、
同じような形の木材にはならないのですね。
これがまた味のあるファサードになっていますね。
まだまだ豊田市には魅力ある日本建築が見つかる予感!!
また見つけることができましたら紹介しますね。
部屋と部屋を仕切る時には、
壁を床から天井まで建てて仕切ります。
しかし、その分窮屈感や圧迫感が
どうしても出てしまいます。
その窮屈感や圧迫感が出ないように
仕切る方法はいろいろありますが、
木格子を使う方法もその一つです。


木格子は部材のサイズや配列によって、
見え方は変わってきますが、
見える範囲は皆さんが思っている以上に、実は狭いです。
格子の真正面に立っても、端の方に行くほど
部材側面が見えるようになり、
見えるすき間が狭くなっていきます。
まして、斜めから見るともっと見える範囲は
少なくなります。

反対側の様子が全く分からないほどは
仕切られていないけれども、どんな事をしているか迄は
分からない程度には仕切られています。
この様に、視線が奥まで届く部分があると
私達は窮屈感や圧迫感を感じなくなるのです。
事務所では応接コーナーなどは壁で仕切ると
狭くなったり、閉塞的な空間になりがちです。
また、住宅でもリビングなどに
お子様の勉強コーナーを設けたが、
丸見えで、開放的過ぎて落ち着かない場所になったりします。
こんな時に、ゆる~く仕切るには
木格子などは有効に使えますよ。