先日、リノベーション現場に
現況調査で行ってきました。
建設当初、建主さんのこだわりが
入っており、ワクワクしました
特に和室には力が入っていました。
その一つに、障子の組子です。
この写真を見て何か気が付きませんか?
縦の組子と横の組子の交差する部分が
上下左右互い違いになっていますよね。
これを『ねじぐみ』と呼びます。
これは竹籠を組む方法です。
格子や組子は竹の様に曲がらないので、
普通にやっては当然組むことはできません。
そこで知恵を絞り、考案された技術です。
現代では効率性を優先されて、
この技術はほとんど使われていません。
この技術を久しぶりに見ることができ、
ぜひ、リノベーション工事で
再用したい建具です。
前回のブログから少し時間が空いちゃいましたね。
先日、地域新聞・新三河タイムスさんに
『with コロナ de リノベーション』が紹介されました。
新型コロナの影響でリモートワーク、在宅勤務が普及してきました。
働き方改革としても、今後、継続していくと働き方の幅が広がって良いと思います。
これから家を検討するお客様には、『コミンカグラシ』、
事務所を都市部から郊外へ移転することを検討している経営者さんには『民家 de オフィス』を提案してきました。
既にご自宅を持っている方はどうしたら良いか?という問題の解決策が
この『with コロナ de リノベーション』です。
今あるご自宅をリノベーションして住働一体型の快適な空間を提案するというものです。
大手の会社さんは既にリモートワーク、在宅勤務をすすめていく傾向にあります。
隠れ部屋として活用もできますよ。
チョコッと生活から離れた空間を提案します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
先日、ブログで紹介した民家を福祉施設へリノベーション予定の実測調査第2弾!
平面の現況調査をして図面に描き起こし、次のステップに移ります。
次のステップは、高さの寸法を拾い出す断面の調査。この調査が、一番魅力的なのです。
何故なら、民家の天井裏には丸太で組まれた構造が見ることが出来るからです。
丸太梁の小屋組が魅力的に感じるのはいくつか理由がありますが、
何といってもその力強さと曲がりくねった丸太梁を組み上げている大工さんの技術でしょう。
部屋の中からでは見ることができないこの魅力をリノベーションでどう活かすことができるかと思うとワクワクします。
だから、僕は断面の調査がとても好きなんです。
竣工が楽しみです。
最近になってようやくニュースとしても
取り上げられるようになりました。
建築業界では結構前から騒ぎになっていたのです。
そう、木材価格の高騰と木材不足。
当初予定していた木材が手に入らないため工期を遅らせたり、
材種を変更したりするなどして対応しています。
それでも、木材の価格はどんどん上がるばかり。
そして、遂に大手メーカーも住宅の価格を値上げしましたね。
でも、リノベーションなら補修で木材は必要なものの、
木材の量は新築するよりは断然少なくて済みます。
ウッドショックによる影響もさほどありません。
空き家をリノベーション!
これからは「新築」の他に、新しい選択肢として
「空き家をリノベーション」が出てきました。
前回のブログにも書いたように、
空き家を福祉施設にリノベーションして活用します。
これも新しい生活様式かもしれませんね。
「SDGs 11.住み続けられるまちづくりを」にもなりますよね。
いよいよ夏がやってきますね。
昨年より話がゆるやかに進んでいた
民家を福祉施設へ活用する案件が本格的にスタートしました。
デイサービス型地域活動支援センター「畦道」さんが
豊田市足助新盛地区で民家をリノベーションして
新事務所(施設)として活用します。
今使っている事務所(施設)が手狭になったことをきっかけに
民家をリノベーションすることになりました。
まずは、現況調査をして今の建物の寸法を拾い出します。
最初に平面の状況を調査。
これを図面に描き出して、次のステップに移ります。
次のステップは高さの寸法を拾い出す断面の調査。
民家調査で断面の調査をするのが、実は一番魅力的なのです。
断面の調査が終わりましたら、また報告しますね。
その時に、なぜ魅力的なのかが分かると思います。
お楽しみに!
キッチンリノベーション工事がついに竣工しました。
新築の家を建てたのは20年前。
小さかったお子さんたちも今は大きくなり、
自分のことは自分でできるようになったので、
対面型キッチンよりも壁付キッチンにして
LDKを広く使えるようにリノベーションしました。
キッチンカウンターを撤去したため、
ダイニングからキッチンへの動線が短くなりました。
また、キッチンもダイニングと一体となったため、
広くなりました。
当初は、お子さんが小さかったためキッチンカウンターの
横には勉強ができる程のカウンターデスクがありましたが、
そのカウンターとキッチンカウンターを家具屋さんに
加工してもらい、スチールの脚を付けて
ダイニングテーブルにしました。
20年経ってからは違う用途でこれからの暮らしに役立っていきます。
また、施工例にアップいたしますので、
楽しみしていてください。
先月末に長い梅雨が明けました。
今年の梅雨は雨が多く、ほとんど晴れ間がなかったため
工事を一旦止めました。そして8月に入ってから工事再開。
各業者さんも暑い中、頑張ってくれました。
お施主様が共働きのため、お盆休みのように
休日が続くときにしか施工できない
キッチンのリノベーションも同時進行。
キッチンが使えない日が数日続きましたが、
無事に設置完了しました。
来週末には外壁改修工事も完了予定です。
足場が取れるのが楽しみです。
先週の金曜日にローカルメディア『縁側』で
全3回の連載がスタートしました。
連載のタイトル名は、『空き家を事業に使うメリット教えます』!
豊田市では、以前から中山間地域の空き家を住まいとして
活用する方を対象に行政からの補助金制度がありました。
今年度から、事業として中山間地域の空き家を活用する方も
行政のサポートを受けられるようになりました ↓ 。
密な都市部ではなく、ほど良い距離感の取れているのが特徴の
中山間地域で事業を始めてみようとお考えの方は必読!!
そうでない方も読んでみる価値あり!!
空き家をリノベーションするメリットをこの連載でお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
分からない事などがございましたら、
お気軽に聞いてくださいね。
分かりやすく質問にお答えいたします!
『豊田をもっとオモシロくしたい!』という人が
”あつまり”・”つながり”・”ひろがる”場の
とよた会議でスピーカーをやってきました。
豊田市で色々な活動をしている人達って
実はい~っぱいいるんです。
そんな人達が集まって、どんな活動をしているか
どんな想いを持っているのかを話をして、
交流できる場なんですね。
私、風とガレも空き家をリノベーションして
活用する事で地域を盛り上げていこうという想いを
熱~くスピーチしてきました。
スピーチした後は、僕以外のスピーカーの方や
話を聞いていただいた参加者さんと
お互いの想いを聞いたりして、
新しい出会いがありました。
3月8日(日)に、豊田スカイホールで
『WE LOVE とよたフェスタ』があります。
そこでも、世界一ワクワクする楽しいふるさとを目指す人達が
たくさん集まって展示や発表をします。
こんなたくさんの人達がいる豊田市はこれからが楽しみです。
もちろん、『WE LOVE とよたフェスタ』に
風とガレも豊田市にある魅力ある日本建築の紹介をパネル出展します。
ぜひ見に来てくださいね。
今週の月曜日に岡崎市図書館交流プラザで開催した
『空き家を活用した事業の展開』セミナーが
無事に終了しました。
豊田市と岡崎市で2回ずつ開催したこのセミナーは
今年6月末に施工されました建築基準法改正の中で
空き家対策として改正された内容を解説しました。
今や社会問題ともなってきている空き家問題。
その対策として建築基準法が改正されて、
空き家を福祉施設や商業施設として
利活用されることで問題解決の
糸口となる可能性を持っています。
しかし、実際に活用する方達に
その事を知ってもらわないと利活用されません。
少しでも多くの方に知ってもらう目的で
このセミナーを開催しました。
また、空き家をリノベーションするメリットについても
実例を紹介しながら解説をしました。
参加された方は、飲食業、金融業、不動産業、製造業や
同業でもある建設業などいろいろな業種の方達が
参加してくれました。
参加された方からは、「とても勉強になった。」や
「参考になることがたくさんあった。」など
このセミナーを開催して良かったと思えるご感想をいただきました。
セミナーに参加できなかった人や
知らなくて参加できなかった人など
空き家を活用した事業に興味・関心のある方は
いつでもお話いたしますので、
どんどんご気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
先週末11月1日号の矢作新報社に
風とガレが紹介されました。
今年の6月に施工された建築基準法改正の中に
空き家対策を目的とする改正内容があります。
建築基準法が改正されたことを知ってもらって、
活用してもらうことで、初めて法改正をするメリットが出ます。
空き家をリノベーションして活用すると
そこに人の流れが発生します。
人の流れ、つまり人の往来が生まれる。
そうすると少しずつですが、人が集まるようになる。
結果その地域に活気と安心が生まれてくる。
その地域に元気が出てくる。
そうなることが嬉しい。
今年3月に計画の相談を受け、
6月末の建築基準法改正案施工日に合わせて、
豊田市旭地区(豊田市槙本町)で
空き家を地域密着型デイサービスにリノベーションした
『地域密着型デイサービス あんじゃない』が
先週末の内覧会を終えて、
いよいよ10月15日火曜日にオープンします。
それが、新三河タイムスさんにも掲載されました。
また、新三河タイムスさんの粋な計らいで、
同日号に私のことも掲載して頂きました。
これから中山間地域だけでなく、
都市部でも空き家の問題は出てくると思っています。
空き家を活用して、地域が元気になれるように頑張ります。